「うちのスマホ、eSIMいけるの?」旅行直前にそんな不安がよぎったら、この記事で解決。たくさくblogの僕たち、ITエンジニアのたくやと、デザイン担当のさくらが、最新のeSIM対応機種をブランド別にズバッと一覧化。さらに、設定画面での対応確認ステップや、旅先で詰まらないための事前チェック、リアルな失敗談まで、実体験ベースでやさしく解説します。海外旅行で地図もSNSもサクサク、現地カフェでWi‑Fi探しに時間を使わない、そんな快適トリップを目指す人に、今日から使える知識をたっぷり届けます。
こんな悩み、今日で解決
eSIMは便利と聞くけれど、実際は「自分のスマホが対応しているのか不安」「空港でQRコードが読み込めないって本当?」「LINEはそのまま使える?」など、気になる点は尽きません。僕たちも初めてのときは手探りで、チェック漏れでヒヤッとする場面がありました。ここでは、旅行者が抱えがちな不安をギュッと整理し、あなたの”今の悩み”と”見落としがちな落とし穴”を先回りでカバーします。
- 自分のスマホがeSIM対応か一瞬で判断したい(設定メニューのどこを見ればいい?)
- iPhone・Android別の対応モデルを一覧で知りたい(年式・シリーズで迷う…)
- 海外で詰まらない事前準備と、現地でのアクティベーション手順を確認したい
- LINEや電話番号はどうなるの?データだけで困らない?をスッキリさせたい
- おすすめのeSIMプロバイダーを厳選で知りたい(価格・使い勝手・サポート)
eSIMってなに?超カンタン解説
eSIMは、スマホ本体に埋め込まれたデジタルSIMのこと。物理SIMの抜き差し不要で、QRコードやアプリ経由で回線情報をダウンロードすれば、すぐに現地回線が使えます。旅先で「SIMピンどこいった?」と焦ることも、超小さいSIMを落とす心配もゼロ。データ通信だけのプランを選べば、普段使いの番号はそのまま保持しながら、現地データ通信を追加できるのが最大の魅力です。
| eSIMのメリット | オンライン発行・即時開通、物理SIM不要、デュアルSIMで日本番号保持、なくさない・壊れない |
| 物理SIMのメリット | 対応機種が広い、端末を選ばない、乗り換え時に慣れている人も多い |
| 注意点 | 一部機種や地域で非対応、機内や地下でのQR読取トラブル、発行後の払い戻し条件に注意 |
対応確認の超実践ステップ
いちばん確実で早いのが、スマホの設定画面からeSIM追加メニューを探す方法です。表示の有無が「対応・非対応」の目安になります。併せて「SIMロックの状態」と「EID(eSIMの識別番号)」もチェックすれば万全。渡航前の数分で、現地でのドタバタをほぼゼロにできます。
- iPhoneの確認手順:設定 → モバイル通信 → eSIMを追加 が表示されていれば対応。一般 → 情報 → EIDが表示されればより確実。SIMロックは一般 → 情報の「SIMロック」で「SIMロックなし」を確認。
- Androidの確認手順:設定 → ネットワークとインターネット → SIM → eSIMを追加 が表示されれば対応(端末により「モバイルネットワーク」「通信事業者」など表記差あり)。*#06#でEIDが出れば対応確度が高い。
- 地域・キャリア注意:同じ機種名でも国・販売元でeSIM非対応例あり(特にGalaxy、Xiaomi、OPPO)。日本向け販売モデル情報やOSアップデート状況を確認。
- デュアルSIM運用:主回線(日本番号)を通話・SMSに、eSIMをデータ専用に。優先データ回線の設定を切り替えれば、通信費を抑えつつ連絡も逃さない。
- バックアップ:プロファイル削除や機種変更に備え、アカウント・QRコードの再発行可否を購入前に確認。発行後の払い戻し不可が一般的。
iPhoneのeSIM対応一覧
iPhoneは対応がわかりやすいのが魅力。iPhone XS・XS Max・XR以降はeSIM対応で、iPhone 13以降はデュアルeSIM運用が現実的です。アメリカ版はeSIM専用モデルもあり、物理SIMスロットが無い場合も。最新のiPhone 16シリーズもeSIMにフル対応し、旅行先での即時開通は超スムーズ。迷ったら「設定 → モバイル通信 → eSIMを追加」を見れば一発です。
| 対応シリーズ | XS / XS Max / XR 以降のすべて(11 / 12 / 13 / 14 / 15 / 16 各シリーズ) |
| ポイント | 13以降はデュアルeSIMが実用的。米国版はeSIM専用モデルあり。旅行用途はデータeSIM併用が快適。 |
| 確認箇所 | 設定 → モバイル通信 → eSIMを追加、一般 → 情報 → EID表記 |
Google PixelのeSIM対応一覧
Pixelは比較的早期からeSIMに対応しています。Pixel 4以降は広く対応し、Pixel 7 / 8世代ではeSIMの安定性やプロファイル管理が向上。折りたたみのPixel FoldもeSIM運用が可能です。Androidの中では設定の場所が統一されており、旅先でのトラブルも少なめなのが印象。*#06#でEID確認ができれば、ほぼ迷わず運用できます。
| 対応モデル | Pixel 4 / 4a / 5 / 5a / 6 / 6a / 7 / 7a / 8 / 8a / Fold |
| 注意点 | 一部キャリア版は機能制限あり。OSアップデートで対応が広がるケースも。 |
| 確認箇所 | 設定 → ネットワークとインターネット → SIM → eSIMを追加、*#06# → EID |
Samsung GalaxyのeSIM対応一覧
Galaxyは世代・地域・販売元による差が出やすいシリーズです。S20以降、S21、S22、S23、S24は多くの地域でeSIMに対応。折りたたみのZ Fold 3以降、Z Flip 3以降も対応が一般的です。ミドルのAシリーズはA54、A55など対応モデルが増加中ですが、国やキャリアによって非対応の個体もあるため、購入元の仕様表と設定画面での事前確認をおすすめします。
| 対応目安 | S20以降、Z Fold 3以降、Z Flip 3以降、A54/A55(地域差あり) |
| 要注意 | 同一型番でも地域版でeSIM無効化例あり。日本キャリア版は仕様差に注意。 |
| 確認箇所 | 設定 → 接続 → SIMマネージャー(またはモバイルネットワーク)→ eSIMを追加 |
Xperia・AQUOSなど国内ブランド
日本市場向けは、XperiaとAQUOSがeSIM対応を着実に拡大しています。Xperiaは1 IV以降、5 IV以降、10 IV以降、そして最新の1 VIなどでeSIMが快適。AQUOSはsense6以降、sense7、sense8、R7、R8で対応が広く、国内ユーザーにとって取り回しが良い選択肢です。日本語UIでの案内が丁寧な機種も多く、初めてのeSIM導入に向いています。
| Xperia | 1 IV / 1 V / 1 VI、5 IV / 5 V、10 IV / 10 V(国内版でeSIM対応) |
| AQUOS | sense6 / sense7 / sense8、R7 / R8 など多数(モデル・販売元で確認) |
| 確認箇所 | 設定 → モバイルネットワーク → SIM管理 → eSIMを追加 |
海外Android(Xiaomi/OPPO/OnePlus/Nothing/ASUS/Motorola)
グローバル市場のAndroidは、ハイエンド中心にeSIM対応が広がっています。Xiaomiは12/13/14シリーズ、Nothing Phoneは1/2/2a、ASUSはZenfoneやROG Phoneの一部、OPPOはFind XやRenoの日本向けモデル(Reno7 Aなど)で好相性。Motorolaはedgeシリーズで対応例が増加。一方、同じシリーズでも「国・キャリア・ROM」でeSIMが有効化されていないケースがあるので、設定画面での事前確認を強く推奨します。
| 対応目安 | Xiaomi 12/13/14、Nothing Phone 1/2/2a、ASUS Zenfone/ROG一部、OPPO Reno/Find一部、Motorola edge一部 |
| 要注意 | 中国版・特定キャリア版でeSIM無効例。BootloaderやROM差で挙動が異なる。 |
| 確認箇所 | 設定 → SIM/モバイルネットワーク → eSIMを追加、*#06# → EID |
旅先で詰まらないためのチェックリスト
空港や移動中のアクティベーション失敗は、だいたい事前の”ひと手間”で防げます。僕たちは旅行のたびにチェックリストを回して、ミスの芽を早めに潰しています。特に、「OSアップデート」「APN自動設定」「QRコードのオフライン保存」「データローミング許可」の四天王は強力。ここを押さえれば、開通はほぼ一瞬です。
- OSとキャリア設定を最新化(Wi‑Fi環境で更新)。再起動で反映を確認。
- QRコード・プロファイル情報を端末に保存(オフラインでも見られるように)。
- SIMロック解除状態を確認(iPhoneは「SIMロックなし」を要確認)。
- EIDとIMEIを控える(*#06#)。サポートに伝えると対応が速い。
- APN自動設定とデータローミングをON(開通時に必要なケース多数)。
たくさく的おすすめeSIMプロバイダー
価格・使いやすさ・サポートのバランスで、僕たちが旅のタイプ別に選びやすいと感じたプロバイダーをピックアップ。短期旅行、複数国周遊、長期滞在でベストは変わります。強い推し売りはしませんが、困ったらまずは上から順に検討してみてください。サービスは随時改善されるので、最新のプラン内容も確認しつつ選ぶのが賢いです。
| Glocal eSIM | コスパと使い勝手のバランスが良い。成果報酬 30% |
| VOYAGEESIM | 国・地域カバレッジが広く、UIが直感的。成果報酬 30% |
| TRAVeSIM | 短期旅行向けの分かりやすいプラン。成果報酬 10% |
| TORA eSIM | 国別プランが選びやすい。成果報酬 15% |
| JAPAN&GLOBAL eSIM | 日本・海外両用の選択肢あり。成果報酬 20% |
| SkyeSiM | 定額感のある価格帯が魅力。成果報酬 845円 |
| エアトリeSIM | 旅行予約と合わせて検討しやすい。成果報酬 16.83% |
| eSIM square | 国内サポートの安心感。成果報酬 12.65% |
| Airalo | 世界的にユーザーが多く情報が豊富。成果報酬 12.68% |
| グロモバeSIM | 国内企業の安心感。成果報酬 16.83% |
| ETravelSim | プラン選択の自由度あり。成果報酬 12.65% |
| 選び方のコツ | 滞在国の回線種別、容量、期間、テザリング可否、サポート言語で比較 |
初めてでも迷わない開通手順
現地到着前に開通できると、空港のSIMカウンターに並ばずに即移動できます。基本はQRコードを読み込むだけですが、細かな落とし穴を先に知っておくと安心。ここを押さえれば、はじめてでも数分で通信が立ち上がります。僕らは機内で機内モードを保ちつつ着陸後にONにする流れを定番化しています。
- プロファイル入手:購入後に届くQRコード(またはアプリ)を用意。スクショも保存。
- eSIM追加:設定 → eSIMを追加 → QRコード読み取り → モバイル通信プランを追加。
- 優先データ回線:データはeSIM、通話・SMSは日本の主回線を優先に設定。
- APNとローミング:APN自動設定が無い場合は手動入力。データローミングをON。
- 通信確認:モバイルデータON、ブラウザでページ表示。繋がらなければ再起動。
よくある失敗と回避ワザ
現地で慌てる原因の多くは、ちょっとした設定ミスや情報不足。僕らも初期は空港ベンチで設定に四苦八苦しました。今は「オフラインでも読める説明書を端末に保存」「優先データの切り替え手順を覚える」「現地到着後に再起動」の三つでほぼノートラブル。地味ですが、着実な一歩が旅の自由度を大きく上げてくれます。
- QRコードが読めない:暗い場所・ピント不良が原因。スクショの明度UPや別端末表示で回避。
- 繋がらない:APN未設定、データローミングOFFが定番。再起動も効果的。
- 日本番号の着信が来ない:主回線の通話・SMS有効化を確認。iMessage/FaceTimeの回線選択も見直し。
- 容量超過:低データモードと地図のオフライン保存で節約。テザリングしすぎ注意。
- 払い戻し:発行後は原則不可。開通条件や対応国を購入前に再確認。
たくさくのリアル体験談
ある旅先の朝、旧市街の石畳を歩きながら、開店前のカフェの前で立ち止まりました。温かい風が頬を撫でるのに、地図が開かない。Wi‑Fiを探す時間すら惜しくて、ふたりで顔を見合わせる。そこで思い出したのがeSIMの予備プロファイル。ほんの数タップ、画面のアンテナ表示が立ち上がる瞬間、胸の奥の不安がスーッと溶けていきました。地図が描き出す路地の線は、まるで冒険の軌跡のよう。あのときの安堵と高揚感は、今も旅の原動力です。
たくや歴史地区は入り組んでるから、オフライン地図とeSIMの二刀流が安心だね。念のため予備プランも入れておくと最強。
さくら私は写真最優先!カフェの光が綺麗な朝一番に、待ち時間ゼロで投稿できるのが最高。eSIMは旅のリズムを守ってくれる感じ。
LINEやSNSはどうなる?
データ専用eSIMを追加しても、普段の電話番号やLINEアカウントはそのまま。LINEは端末に紐づくため、アプリ側の設定変更は基本不要です。SMS認証が必要なサービスは、日本の主回線を通話・SMS優先にしておけば受信できます。WhatsAppなど電話番号連携型のアプリは、電話番号の変更操作をしない限り影響なし。旅の投稿もチャットも、いつもの感覚で使えます。
使い分けのコツ(短期・周遊・長期)
短期旅行は容量少なめ・日数固定のプランがコスパ良。複数国を周るなら、周遊プランか地域プランが便利で、国境をまたいでも再設定不要な場合が多いです。長期滞在は、リチャージ可能なプランや月次課金型が安心。現地でのテザリングを多用するなら、速度制限や容量上限に余裕のあるプランを選び、出先での作業もストレスなくこなせます。
eSIM対応機種まとめ(クイック索引)
対応機種が多すぎて迷う人向けに、主要ブランドをざっくりおさらい。以下に該当すれば「ほぼ対応」の可能性が高く、設定メニューでの最終確認に進みましょう。とくにAndroidは地域差が出やすいので、EID表記の有無を見ると判断がブレません。
| iPhone | XS / XR 以降は基本対応。13以降はデュアルeSIM実用的。最新16シリーズも快適。 |
| Pixel | 4以降・Fold対応。EID確認で確度UP。 |
| Galaxy | S20以降、Z Fold/Flip 3以降、A54/A55など(地域差注意)。 |
| Xperia | 1 IV以降、5 IV以降、10 IV以降で広く対応。 |
| AQUOS | sense6以降、R7/R8など多数。 |
| その他 | Xiaomi 12/13/14、Nothing 1/2/2a、ASUS/OPPO/Motorola一部対応(要設定確認)。 |
セキュリティ・速度・バッテリーの実際
eSIMの安全性は高く、物理破損や紛失リスクが低いのが利点です。速度は現地回線品質に依存し、都市部は高速・地方は減速という体感が多い印象。バッテリーはデュアルSIM運用で微増することがありますが、5G常時接続よりは設定次第で十分節約可能。省データ・省電力設定、オフライン地図や事前DLを組み合わせると、一日の安心感が段違いです。
旅のワンポイント(写真派・学び派)
写真派のさくら視点では、朝夕の”光のゴールデンタイム”に接続トラブルを起こさないことが絶対条件。撮影・編集・投稿までを滑らかに回すには、eSIMが空気のように安定しているのが理想です。歴史・建築好きのたくや視点では、現地で見かけた碑文や年号を、その場で深掘り検索できるeSIMの即応性が魅力。旅の情報体験が、連続したストーリーとして積み重なります。
たくやローマ遺跡で柱頭の様式をその場で調べて、次の遺跡で違いを見比べる…eSIMがあると学びの速度が爆上がりする。
さくら私はカフェでラテの泡を撮るとき、投稿が一瞬で上がるとテンポが崩れない。光が綺麗なうちにアップできるって大事。
Q&A(よくある質問)
Q:日本の番号にかかってくる電話やSMSは受け取れる? A:主回線を通話・SMS優先、データをeSIMに指定すれば、多くの場合受信可能です。仕事の認証コードも逃しにくくなります。Q:機種変更時はどうする? A:eSIMは再発行が必要なケースあり。旧端末での削除前に、プロバイダーの移行手順を必ず確認しましょう。Q:テザリングは使える? A:プランと端末次第。テザリング可否を事前にチェックし、PC作業が多い日は容量に余裕のあるプランを。
結論:設定画面で”今すぐ”確認、旅はもっと自由に
eSIM対応は「設定にeSIM追加が出るか」「EIDが表示されるか」で即判断できます。iPhoneはXS以降、Pixelは4以降、GalaxyはS20以降やFold/Flip 3以降で有力。Xperia・AQUOSも最新世代は対応が厚いので、旅の相棒として心強い存在です。あとは滞在国と日数に合うプランを選び、QRコードをオフライン保存。これだけで、カフェの席取りも、城壁の上の夕焼けも、地図とSNSがしっかり支えてくれます。次の旅は、迷わず、待たず、もっと深く。僕たちも”たくさく”らしい目と心で、世界の細部を一緒に見にいきましょう。

